【スロバキア8時間耐久レース 決勝結果】
決勝レースが終了しました。
予選 23位
決勝 18位
私達Webike Tati Team TRICKSTAR は23番グリッドからスタートし、午後20時のゴールを18位と言う順位で終えました。
ご支援を頂きましたスポンサー様、ご協力を頂きました各関係者様、応援を頂きましたファンの皆様のお陰で無事に終える事が出来ました事を、深く感謝しております。
今回のレース結果は、前回のレースと同様、私達が目指す結果を得る事が出来ず、とても悔しく思っております。
期待して下さっていた皆さんには本当に申し訳なく思っております。
レースは序盤の1時間あたりでマシントラブルが発生し緊急ピットインを2度繰り返してしまい、大きなロスが生じてしまいました。
燃料をタンクからエンジンに送るハード面でのシステムにエラーが出てしまい約10分を失いました。
その後は順調に行くかと思えば3番目のライダー 出口選手に交代してから、マシンの挙動に不安を覚えた彼が緊急ピットインをして来ました。解決策が瞬時に見当たらず、とりあえず思い当たる電装部品を交換してコースに戻しました。
それでその後は問題なく走行させる事が出来ました。しかし、この時点でトータル14分のロスが重くのし掛かり、上位まで追い上げる事が困難になったのです。
ただ後半の雨が落ちて来てからのタイヤ選択やピットワークのスピードは上手くまとめれて、その部分だけでも大幅に追い上げれていた事は次に繋がると感じました。
ライダーもジュリアン選手、ケビン選手のポテンシャルは高く、変わりやすい路面コンディションに合わせた素晴らしい追い上げのライディングをしてくれていました。(出口選手は今回のレースウィークで転倒した影響で前回痛めた怪我が酷くなり、操作のパフォーマンスが著しく落ちていた為、大事をとって1回目のスティントを終えた後で、彼が走行する事をチームとしてストップさせました。)
前回同様、序盤でのトラブルにてピットにインして来たは瞬間は悪夢を見ているような心境でした。
予期せぬ事を予測し、準備して勝ちに挑んでいるのですが、時としてこうやって残酷にもチームに襲い掛かります。でもこれも耐久レースの難しさであり、逆に言えば、だからこそ我々プライベートチームでも勝つチャンスがあると確信しております。
最後まで諦めず、ひとつでも上を目指しやり切ったライダー始め、クルーのみんなを誇りに思います。
今後も諦めず、必ずこの教訓を活かし、より強くなり、勝利を目指し邁進して参りたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
TRICKSTAR 代表
鶴田竜二